くま出没注意

母子家庭育ちと、毒親と、離婚と、子連れ再婚と、転職と、左利きと、内向型と、HSP。

B型と左利きとHSP。

最近Twitterを再開して、HSPについてもTwitterで知りました。

 

HSPとは、Highly Sensitive Person いろいろな刺激に敏感すぎる人のことを言うらしい。

 

5人に1人。つまり、20%の割合でいるらしいのですが、Twitter上ではHSPについて多くの投稿があります。

その中には一部、HSPと非HSPで明確に線引きしたがるものもあり、ちょっと気になったのでこの記事を書きました。

 

HSPについて、わかりやすく読みやすいのはこの本でした。

気になる方は読んで見てください。

私はKindleUnlimitedで読みました。

敏感にもほどがある

敏感にもほどがある

 

 

今回言いたいことは3つです。

  1. HSPって珍しくないし、善良でもない。
  2. 敏感だから弱いわけではない
  3. HSPに理解されるのは無理

 

HSPについてはこちらの本がとても参考になったのでおすすめです。KindleUnlimitedでも読めました!

 

敏感にもほどがある

敏感にもほどがある

 

 

 

まず、1つ目。

ちょっとHSPについて「善良でやさしくて〜」という言葉と特別感を演出するツイートやブログが目立ちますが、

HSPって全く珍しくないですよね?

 

B型と同じくらいの比率だし、左利きの倍はいるんですよ。

 

B型で、左利きの私的には、B型の方がよほど不当な扱い受けたし、左利きの方が物理的に不便なことが多いです。

 

そして、5人に1人いるHSPが全員善良なわけがないし、善良とは何か。

HSPが善良だというならそれは、相手が嫌がることをすると自分が辛くなるから、別に善良だからではないです。自分が辛くなるんです。

だから、相手にとって良いかどうかは関係ないと思います。

たとえば、相手がほしがっているものがわかるから、尽くそうと思ったら上げ前据え膳当たり前な快適な環境を提供できますが、それをしてしまうと相手はどんどんダメになります。

でも、HSPの感覚だとそれは当然なので悪化の原因だとは気づかない。

それが善良でしょうか?

HSPは影響を受けやすいので、依存しやすい面もあります。

それが宗教にハマったらどうでしょう。

想像したらちょっと恐ろしいんですが。

 

HSPであることをアピールすることはなんの強みにもならないと私は思います。

HSPというものが知られ始めた今だからこそ、悩む人は減らしたいと思いますが、同時にそんなに珍しくないのに持ち上げられすぎなので心配なのであえて珍しくないことを強調しました。

 

2つ目。

HSPは敏感です、私もアニメのオープニングを見て涙が出るのは恥ずかしいし未だに困惑するのでどうにかしたいんですが、それがHSPらしいです。

ディズニーのショーやパレードなんて、号泣です。ホロリとか涙がつーっとなんてきれいな表現ではなく、完全になんかあった人になりますw

匂いもダメです。香水も柔軟剤も鼻に刺さるようにチクチクするし、気分が悪くなります。

音も大きい音やちょっとした音でも気になると眠れないし、ドラマも漫画もアニメも小説も映画も、鬱系のものやグロ系、暴力とかパニック映画は数日メンタルに影響するので見ません。

 

だからといって、弱いわけではありません。

HSPだからといって、周りに気を遣ってもらう必要はないですし、周りに気を遣わせるのが当たり前でもない。

 

というか、弱くなきゃいけないのかなと勘違いしそうになるのでここを取り上げました。

 

だいたい自分で制御できない高感度センサーを搭載しているって、逆にいうと周りはみんなハウスという快適な環境の中で育ってるのに対して、屋根も壁もない畑で雨風にさらされて育ったようなものなのに弱々しいわけがないと思うんですが、どうでしょう。

 

3つ目。

敏感であることを、守ってもらうのが当たり前だと勘違いしそうなツイートとかたまにあるのであえていいます。

 

HSPは本人の問題です。

HSPに理解や歩み寄りを求めても無駄でしょう。

彼らはHSPの人が気にすることを気にしていないので、そもそも無理な話です。

そして、彼らはHSPよりも鈍感なので今まで「断ったら悪い」と罪悪感を感じていたことをサクッと断っても案外気にしません。

 

HSPの人の人間関係の悩みは、ここに気づくことで解決することが多いと思います。

 

 

専門家の方に怒られるようなことを書いているかもしれませんが、HSPって目標が定まれば最強の武器です!

 

HSPの皆様には悲観することなく、その特性を活かす場を見つけていただきたいと思います。